おはなし★故事★stories
自分は他のどこにもいないし、おそらくまあ世界に一人でしょう。しかもどうせ死ぬわけだから、その間ぐらい自分を大事にしないと。(河合隼雄)
2007.07.16 (Mon)
CONSECRATION〜THE LAST/Bill Evans Trio
![]() | Consecration, Vol. 1 Bill Evans Trio (1996/04/01) Timeless この商品の詳細を見る |
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1.YOU AND NIGHT AND THE MUSIC★★★★★
2.EMILY★★★★★
3.THE TWO LONELY PEOPLE★★★★★
4.I DO IT FOR YOUR LOVE★★★★★
5.RE: PERSON I KNEW★★★★☆
6.POLKADOTS AND MOONBEAMS★★★★★
7.KNIT FOR MARY F★★★★☆
8.SOMEDAY MY PRINCE WILL COME★★★★★
1.TIFFANY★★★★★
2.MY FOOLISH HEART★★★★★
3.DAYS OF WINE AND ROSES★★★★★
4.YOUR STORY★★★☆☆
5.TURN OUT THE STARS★★★★☆
6.LIKE SOMEONE IN LOVE★★★★☆
7.MY ROMANCE★★★★★
CONSECRATIONII〜THE LAST/Bill Evans Trio
1.LAURIE★★★★☆
2.LETTER TO EVAN★★★★★
3.MORNIN' GLORY★★★★☆
4.THEME FOREM M*A*S*H★★★★☆
5.UP WITH THE LARK★★★★☆
6.GARY'S THEME★★★☆☆
7.BILL'S HIT TUNE★★★★☆
8.KNIT FOR MARY F★★★★☆
◆Bill Evans(p)
Marc Johnson(b)
Joe LaBarbera(ds)
1980年8月31日〜9月7日
Recorded at Jazz Club "Keystone Corner" in San Francisco, USA
このライブ終了8日後、彼はこの世を去る。
9月9日からニュー・ヨークのファット・チューズデイズに出演。11日マウント・サイナイ病院に入院。15日月曜、マウント・サイナイ病院で死亡。死因は肝硬変、気管支炎、出血性潰瘍だった。
アルバム「We Will Meet Again」では、クロスオーバーへ大きく傾いたかと思われたが、ここでも聴かれるように、「最期」はいつものビル・エヴァンス・トリオのスタイルに帰って来てくれた。
死の直前の演奏であり、残り少ない時間を駆け足で去っていくように、とても速いテンポの演奏が多く、ところどころミスタッチがあったり、思うように指が動いていないのではないかとシロウトの私にさえ感じられる部分がある。
若いふたりに病院へ行くようにいつも勧められていたというエヴァンスの答は「私から唯一の楽しみを奪わないでくれ」だったとか。
それだからこそよけいに演奏に対する執念が感じられ、その美しさに引き込まれる。
私が持っているのは、2枚組の方がカセットテープ(!)だったが、それをMDにとりなおし、「II」の方はCDである。
この演奏は何度もCD化されているようで、最近はコンプリート版として2つのボックスセットが出されている。
今回、初のリーダー作から最後の演奏まで、私の手持ちの音源でたどらせていただいたが、彼の人生そのものをひととおり伴にしたような感があり、最後の演奏を聴いて感無量である。
今更ながら、ご冥福をお祈りしたい。
全体的評価:★★★★★
![]() | Last Waltz: The Final Recordings Live Bill Evans Trio (2000/10/10) Milestone この商品の詳細を見る |
2007.07.15 (Sun)
HIGHLIGHTS FROM TURN OUT THE STARS/Bill Evans Trio
![]() | ターン・アウト・ザ・スターズ~ハイライト ビル・エヴァンス・トリオ (1996/12/11) ワーナーミュージック・ジャパン この商品の詳細を見る |
1.BILL'S HIT TUNE(7:49)★★★★★
2.MY FOOLISH HEART(4:10)★★★★★
3.TURN OUT THE STARS(6:20)★★★★☆
4.LIKE SOMEONE IN LOVE(6:21)★★★★☆
5.THE TWO LONELY PEOPLE(7:06)★★★★☆
6.LAURIE(6:23)★★★★☆
7.YET NE'ER BROKEN(6:49)★★★★☆
8.I DO IT FOR YOUR LOVE(5:17)★★★★★
9.NARDIS(5:41)★★★★★
◆Bill Evans(p)
Marc Johnson(b)
Joe LaBarbera(ds)
1980年6月4,5,6,8日
at the Village Vanguard, N.Y.C.
プロデューサーのヘレン・キーン女史によると、このライブがこのトリオの全盛期だったらしい。
4日間にわたるライブは6枚組CDで発売されており、これはそのダイジェスト版。
聴きどころの「ナルディス」の長い前奏からメロディ部分が始まったところで終わっている。かなりすごい演奏で、まるでクラシックの即興演奏かと思わせるほど。
「マイ・フーリッシュ・ハート」も61年のころの味わいを残しつつ奥行きが増した感じ。
パリ・コンサートのころから比べると、若いふたりの演奏が前面に出て来て力強さが増した感じだ。
全体的評価:★★★★★
![]() | ターン・アウト・ザ・スターズ~ファイナル・ヴィレッジ・ヴァンガードレコーディングス ビル・エヴァンス・トリオ (1996/12/11) ワーナーミュージック・ジャパン この商品の詳細を見る |
2007.07.14 (Sat)
THE PARIS CONCERT eition one&two/Bill Evans
![]() | The Paris Concert, Edition One Bill Evans (2001/04/03) Warner.Esp この商品の詳細を見る |
![]() | The Paris Concert, Edition Two Bill Evans (2001/04/09) Blue Note この商品の詳細を見る |
1.I DO IT FOR YOUR LOVE(6:19)★★★★☆
2.QUIET NOW(5:55)★★★★★
3.NOELLE'S THEME(4:21)★★★★☆
4.MY ROMANCE(9:15)★★★★★
5.I LOVES YOU PORGY(7:02)★★★★★
6.UP WITH THE LARK(6:41)★★★★★
7.ALL MINE(MINHA)(4:05)★★★★☆
8.BEAUTIFUL LOVE(9:25)★★★★★
THE PARIS CONCERT edition two/Bill Evans
1.RE: PERSON I KNEW(5:22)★★★★☆
2.GARY'S THEME(5:31)★★★★★
3.LETTER TO EVAN(4:51)★★★★☆
4.34 SKIDOO(6:43)★★★★☆
5.LAURIE(8:06)★★★★☆
6.NARDIS(17:30)★★★★★
7.INTERVIEW(1:46)
◆Bill Evans(p)
Marc Johnson(b)
Joe LaBarbera(ds)
1979年11月26日
Recorded by Radio France at L'Espace Cardin, Paris
83年に「最後の公式アルバム」として発売された2部作。
晩年の演奏は、「記録的価値」のほうに重きが置かれているものが多いが、この2部作はほんとうに美しい演奏が並んでいる。ライブ盤ではヴィレッジ・ヴァンガード、シェリーズ・マンホールと並んで人気が高いようだ。
これを聞くまでは、このトリオはクロスオーバーがかっていて、少し一本調子なのではないか、などと思っていたが、このアルバムを聴いて、まったくそんなことはないということがわかった。エヴァンス自身First Trioと並び称していたLast Trioの真骨頂を聞かせてくれている。
「ナルディス」はこのトリオ独特の演奏になっていて聴きごたえがある。
個人的には、晩年の「クワイエット・ナウ」や「アイ・ラヴズ・ユー・ポーギー」が聴けて幸せ。
edition twoでは兄ハリーとの対談も収められている。ハリーはこの年春に自殺したのだが、二重の意味での「追悼盤」になっている。
edition twoの裏側のエヴァンスの似顔絵が印象的。こんなにふくよかでおだやかな笑顔はこのころでは「絵」でしか見られなかったのではないだろうか。
全体的評価:★★★★★
2007.07.13 (Fri)
AFFINITY/Bill Evans with Toots Thielemans
![]() | Affinity Bill Evans (1990/10/25) Warner Bros. この商品の詳細を見る |
1.I DO IT FOR YOUR LOVE★★★★★
2.SNO' PEAS★★★★☆
3.THIS IS ALL I ASK★★★★☆
4.DAYS OF WINE AND ROSES★★★★★
5.JESUS' LAST BALLAD★★★☆☆
6.TOMATO KISS★★★☆☆
7.OTHER SIDE OF MIDNIGHT(NOELLE'S THEME)★★★☆☆
8.BLUE AND GREEN★★★★★
9.BODY & SOUL★★★★★
◆Bill Evans(p, el-p)
Toots Thielemans(hmca)
Larry Schneider(ts, ss, a-fl)
Marc Johnson(b)
Eliot Zigmund(ds)
1978年10月30、31日、11月1、2日N.Y.C.録音
ハーモニカの音色がアルバムの雰囲気を透きとおったものにしている。真夏の夜を「クール」に過すにはぴったりのアルバム。
このころ流行ったフュージョンの影響もあってか、トリオものとは一味違った雰囲気。ただ、しっかりジャズの渋さがベースになっている。
ファンとしては、おなじみの4.,8.,9.などをこのメンバーでどのように聴かせてくれるか、と興味をひかれるところだが、期待を裏切らない名演になっている。
このアルバムから参加したマーク・ジョンソンはエディ・ゴメスの弟子だそうで、この後エヴァンスの最期までエヴァンスお気に入りのメンバーとして活躍する。
サックスのラリー・シュナイダーはエヴァンス最後のスタジオ録音となった「WE WILL MEET AGAIN」にも参加している。そのアルバム、学生時代に「貸しレコード屋」で借りて、よくカセットで聴いていたが、今はいずこへ。。。
全体的評価:★★★★☆
2007.07.12 (Thu)
YOU MUST BELIEVE IN SPRING/Bill Evans
![]() | You Must Believe in Spring Bill Evans (2004/02/03) Rhino/Warner Bros. この商品の詳細を見る |
1.B MINOR WALTZ(FOR ELLAINE)★★★★★
2.YOU MUST BELIEVE IN SPRING★★★★★
3.GARY'S THEME★★★★★
4.WE WILL MEET AGAIN(FOR HARRY)★★★★★
5.THE PEACOCK★★★★★
6.SOMETIME AGO★★★★★
7.THEME FROM M*A*S*H(aka SUICIDE IS PAINLESS)★★★★★
8. *WITHOUT A SONG
9. *FREDDIE FREELOADER
10.*ALL OF YOU
ビル・エヴァンスの最高傑作として挙げる声もある名盤。ワーナー移籍第一弾として録音されたが、なぜか彼の死後までお蔵入りとなっていた。このアルバムで11年にわたってパートナーを務めたエディ・ゴメスがトリオを脱退する。
氷のスタジオの中での演奏を思い浮かべてしまうくらい、透きとおった、悲しい音色の曲が並ぶ。
ボーナストラックは聞いたことがないが、氷の世界から、長い冬を越え、最後6.,7.で春を迎えるという感じのオリジナルのラインナップの構成が最高だと思う。
1.は地下鉄に身を投げたと言われる長く連れ添った内妻エレインの追悼曲。 4.も兄ハリーのために書かれた曲だが、その兄も79年に自殺する。そしてその翌年。。。結局、彼自身の「追悼盤」になったといういきさつがある。
2.はエディ・ゴメス生涯最高の演奏、との評を読んだことがある。エヴァンスのピアノも最高のものだろう。
これだけの名演が並べば、ボーナストラックはいらないと思う。
全体的評価:★★★★★+★!
2007.07.11 (Wed)
I WILL SAY GOODBYE/Bill Evans Trio
![]() | I Will Say Goodbye Bill Evans Trio (1996/02/12) Original Jazz Classics この商品の詳細を見る |
1.I WILL SAY GOODBYE(3:28)★★★★★
2.DOLPHIN DANCE(6:01)★★★★★
3.SEASCAPE(5:21)★★★★★
4.PEAU DOUCE(4:16)★★★☆☆
5.NOBODY ELSE BUT ME(5:04)★★★★☆
6.I WILL SAY GOOD BYE(take2)(4:47)★★★★★
7.THE OPENER(6:10)★★★★★
8.QUIET LIGHT(2:26)★★★★★
9.A HOUSE IS NOT A HOME(4:36)★★★★★
10.ORSON'S THEME(3:50)★★★★☆
◆Bill Evans(p)
Eddie Gomez(b)
Eliot Zigmund(ds)
1977年5月11〜13日
at Fantasy Studios, Berkeley, Ca.
ファンタジーでの最後の録音。
これまで、ほぼ録音年月日順に手持ちのLP、CDを紹介してきたが、このアルバムにたどり着くと、そろそろ最終コーナーに近づいてきたな、と感じる。(もっとたくさんコレクションがあればいいのですが。。。)
やはり聴きどころはタイトル・チューン2曲。A面とB面の最初に持ってきたイージー・リスニングの大御所ミシェル・ルグランの作品。ジャズらしくはないナンバーだが、そこがまたビル・エヴァンスらしい雰囲気でもある、というのは不思議だ。
自身の最期を予感しての演奏だったかは定かではないが、聴く方としてはどうしてもそう聴いてしまうのは仕方のないところだろう。
2.5.7.10.はノリのいいナンバー。美しい曲の多いアルバム。3.の寂寥感は格別。。。
全体的評価:★★★★★
2007.07.10 (Tue)
TOGETHER AGAIN/Tony Bennett and Bill Evans
![]() | Together Again Tony Bennett、Bill Evans 他 (2003/09/09) Concord Jazz この商品の詳細を見る |
1.LUCKY TO BE ME(3:42)★★★★★
2.MAKE SOMEONE HAPPY(3:49)★★★★★
3.A CHILD IS BORN(3:14)★★★★☆
4.THE TWO LONELY PEOPLE(4:23)★★★★☆
5.YOU MUST BELIEVE IN SPRING(5:46)★★★★★
6.YOU'RE NEARER(2:19)★★★☆☆
7.MAYBE SEPTEMBER(3:52)★★★☆☆
8.LONELY GIRL(2:45)★★★☆☆
9.YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS(3:23)★★★★☆
10.THE BAD AND THE BEAUTIFUL(2:15)★★★★★
11.WHO CAN I TURN TO?(2:24)★★★★★
12.DREAM DANCING(3:44)★★★☆☆
13.*A CHILD IS BORN(alt.)(3:22)★★★★☆
14.*YOU MUST BELIEVE IN SPRING(alt.)(5:58)★★★★☆
15.YOU'RE NEARER(alt.)(2:54)★★★☆☆
16.*MAYBE SEPTEMBER(alt.)(4:34)★★★☆☆
17.*YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS(alt.)(3:29)★★★★☆
18.*THE BAD AND THE BEAUTIFUL(alt.)(2:15)★★★★★
◆Bill Evans(p)
Tony Bennett(vo)
1976年9月27〜30日
at Columbia Studios, San Francisco, Ca.
前年のアルバム発表後、76年6月の「ニューポート・ジャズ・フェスティバル」でオープニングをつとめたふたりの第2弾。
私のような半端なジャズファンは、ビル・エヴァンスが演奏していた曲の原曲はどのようなものだったのか、という興味で聞いてしまうのだが、「ラッキー・トゥ・ビー・ミー」や「ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング」は期待を裏切らない歌と演奏だと思う。
もし、まだお聴きになっておられないなら、ぜひこちらの演奏もお聞きいただきたい。
Lucky to Be Me(Everybody digs Bill Evansに収録)≫歌詞
You Must Believe in Spring(You Must Believe In Spring に収録)歌詞
10.18.はピアノのみの演奏です。
ときどき声が遠くなったり、笑い声が入ったりして、リラックスした雰囲気での録音のようです。
全体的評価:★★★☆☆
![]() | Everybody Digs Bill Evans Bill Evans Trio (2006/11/20) Ojc この商品の詳細を見る |
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